ミズノα II シリーズのJAPANモデルとなる、ミズノα II JAPANですが、どのような点が優れているのでしょうか。逆に、どのような欠点があるんでしょうか?
ミズノα JAPANからミズノα II JAPANに変わり、性能面で何が変化したかも解説していきます。
消臭だけでなく、型崩れ防止にもつながるためおすすめです!
ミズノα II JAPANのスペック
ミズノα II JAPANスペック表
最初にミズノα II JAPANのスペック表を載せておきます。
商品名 | ミズノα II JAPAN |
---|---|
アッパー前足部素材 | 合成皮革(6層構造) |
アウトソール素材 | 合成底 |
スタッド構造 | トライアングル型 |
スタッド数 | 14 |
対応グラウンド | 土・天然芝・人工芝 |
幅 | 2E |
片足質量(27.0cm) | 約190g(27.0cm) |
価格 | 24,750円(税込) |
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アッパー前足部素材からわかる性能
ミズノα II JAPANのアッパー前足部には、新たに開発された異なる素材を組み合わせた6層構造によって軽量であり、前回のモデルより柔らかなフィット感を実現したシューズになっています。
合成皮革を使用されていることもあり高い耐久性を持ち、雨にも強いので雨の日の試合や練習にガンガン履くことができます。
しかし、モナルシーダNEO III ELITEなどよりはフィット感が劣るため、フィット感が良いものを求めている人にはモナルシーダNEO III ELITEをお勧めします。
人工皮革は天然皮革のスパイクよりもカビも生えにくく、型崩れすることも少ないため、お手入れも比較的簡単に行うことができます。

アウトソール素材からわかる性能
アウトソール素材には、合成底が使われています。
ほかのスパイクと同様に、特別スタッドがすり減りにくいということはないです。
素材は関係ないですが、ミズノα II JAPANはアウトソールがかかとの部分にまで伸びていて、しっかりとかかとをホールドし体のブレを抑えてくれます。
スタッド構造からわかる性能およびおすすめ使用グラウンド
ミズノα II JAPANはスタッドはトライアングル型で、土・天然芝・人工芝のグラウンドに対応しているので基本的にほとんどの場所に対応しているのですごく汎用性が高いです。
そのため、無理にグラウンド別でスパイクを買ったりする必要はないです。
天然芝で使用する場合は他と比べて芝が短く、滑りやすいため細く長い異形型スタッドのスパイクがおすすめです。
土・天然芝・人工芝すべてに対応しているスパイクのスタッドは丸型が多いですが、ミズノα II JAPANはスピードにフォーカスしたスパイクなので、トライアングル型なので丸型より天然芝で滑りにくいようなスタッドになっています。
おすすめの足幅
ミズノα II JAPANは、幅が普通のタイプの2E仕様のみとなっています。足幅が広い人にはあまり向かないような作りになっています。
フィット感・クッション性・耐久性・軽量性の評価
ミズノα II JAPANの評価を下の表にまとめました。
商品名 | ミズノα II JAPAN |
---|---|
フィット感 | |
クッション性 | |
耐久性 | |
軽量性 |
フィット感の評価
ミズノα II JAPANはアッパー前足部の解説で記載したように、新たに開発された異なる素材を組み合わせた6層構造によって軽量であり、前回のモデルより柔らかなフィット感を実現したシューズになっています。
さらに、アッパー裏面全体・シュータン部分・履き口裏側・インソールにゼログライドαメッシュが採用されており、シューズ内での足のずれがかなり抑えられます。
前回モデルと比較すると、アッパー裏面全体に追加でゼログライドαメッシュが採用されています。
個人的に、前回のミズノα JAPANよりもフィット感が高いと感じられました。
しかし、個人的にはモナルシーダNEO III ELITEやモレリアシリーズのほうがフィット感が良いと感じました。
よって、評価はです。
クッション性の評価
ミズノα II JAPANには、ゼログライドアルファインソールという軽く、グリップ性に優れたインソールが入っています。
何より、ELITEモデル未満には入っていないミズノエナジーが踵部に入っており、クッション性にも優れたスパイクなので、です。
もともと入っているインソールより、クッション性に加えて、けがの予防・アーチの支持などに優れていてフィジカルの補助にもなる、機能性インソールを入れることがおすすめです。

耐久性の評価
耐久性においては合成皮革を使っていることから天然皮革のスパイクよりも優れています。
そのため評価をにしました。
軽量性の評価
スピードにフォーカスしたスパイクということもあり、軽量性に優れているスパイクになっています。
前回モデルと資料の変化はありませんが、アッパーが6層構造に改良されたり、ゼログライドαメッシュが広範囲に採用されている中で同じ質量を保つのはすごいことです。
そのため評価をにしました。
総合評価および、メリット・デメリット
ミズノα II JAPANの総合評価はです。
メリット | デメリット |
---|---|
・耐久性が高い ・クッション性が優れている ・スピードを活かしたプレーをするために 必要な性能が詰まっている | ・足幅が広い人には不向き ・細かいボールタッチ向きではない |
ミズノα II JAPANについて解説してきましたが、スピードに乗ったドリブルが得意な人の中でも1試合通して最高のパフォーマンスを目指す人におすすめだと感じました。
特にミズノα II JAPANは他のミズノアルファシリーズ にはない、高反発中底 カルヴォ RSTMが搭載されています。
そのため、走るときのエネルギーをそのままスプリントに活かすことができます。
さらに、他のミズノアルファシリーズは海外で製造されていますが、ミズノα II JAPANは日本で製造されていることも強みのひとつです。
クッション性があり、軽く、ドリブルしやすいシューズを求めていて周りと差をつけたい人にすごくおすすめできる一足です!