asicsのサッカースパイクシリーズのエントリーモデルに当たるDS LIGHT CLUBですが、どのような点が優れているのでしょうか。逆に、どのような欠点があるんでしょうか?

DS LIGHT CLUBのスペック
DS LIGHT CLUBスペック表
最初にDS LIGHT CLUBのスペック表を載せておきます。
商品名 | DS LIGHT |
---|---|
アッパー前足部素材 | ストレッチャブル人工皮革 |
アウトソール素材 | 合成底(ウレタン) |
スタッド構造 | 丸型 |
対応グラウンド | 土・天然芝・人工芝 |
ワイズ | 3E |
片足質量(26.5cm) | 約227g |
価格 | 8200円(税込) |
アッパー前足部素材からわかる性能
DS LIGHT CLUBのアッパー前足部には、人工皮革が使われているため高い耐久性があり、雨にも強いので雨の日の試合や練習にガンガン履くことができます。
さらに、ストレッチャブル人工皮革という伸縮可能な革が用いられているため足なじみもよく、履いていて天然皮革に少し似たような感覚を得られます。
人工皮革は天然皮革のスパイクよりもカビも生えにくく、型崩れすることも少ないため、お手入れも比較的簡単に行うことができます。

アウトソール素材からわかる性能
アウトソール素材には、合成底(ウレタン)が使われています。
ウレタンは、摩耗に強いウレタンという素材を使用しているため、スタッドのすり減りを少なくしてくれます。
スタッド構造からわかる性能およびおすすめ使用グラウンド
DS LIGHT CLUBはスタッドは丸型で、土・天然芝・人工芝のグラウンドに対応しているので基本的にほとんどの場所に対応しているのですごく汎用性が高いです。
そのため、無理にグラウンド別でスパイクを買ったりする必要はないです。
天然芝で使用する場合は他と比べて芝が短く、滑りやすいため細く長い異形型スタッドのスパイクがおすすめです。
さらに丸形スタッドは、地面との接地面積も広いため安定感も増し、足への負担も軽減されます。
おすすめの足幅
DS LIGHT CLUBでは、幅が広めの3E仕様のみとなっており足幅が狭い方には不向きな作りになっています。

フィット感・クッション性・耐久性・軽量性の評価
DS LIGHT CLUBの評価を下の表にまとめました。
商品名 | DS LIGHT |
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フィット感 | |
クッション性 | |
耐久性 | |
軽量性 |
フィット感の評価
人工皮革なので基本的にあまり伸びないため、フィット感が少し低いです。
しかし、アッパー前足部・幅の解説で記載したように、ストレッチャブル人工皮革という伸縮可能な革が用いられているため足なじみもよく、履いていて天然皮革に少し似たような感覚があるためです。
クッション性の評価
DS LIGHTでは、fuzeGELを搭載しているためかかと部の衝撃吸収をしっかりとされているが、インソールには特別な衝撃吸収加工はされていないためです。
もともと入っているインソールより、クッション性に加えて、けがの予防・アーチの支持など優れている機能性インソールを入れることがおすすめです。

耐久性の評価
耐久性においては、アウターソールを摩耗しにくいウレタンを使用していたり、部活生に向けているスパイクになっていて全体的に耐久性が高くなっています。
さらに、アッパー部についても人工皮革を使っていて耐久面が全体的に高くなっているためです。
軽量性の評価
アッパー部の人工皮革は天然皮革に比べると軽量なこともあり、他のスパイクと比べると少し軽くなっているためです。

総合評価および、メリット・デメリット
DS LIGHT CLUBの総合評価はです。
メリット | デメリット |
---|---|
・耐久性が高い ・多くのグラウンドで使える | ・足幅が狭い人には不向き ・フィット感がよくはない |
DS LIGHT CLUBについて解説してきましたが、練習での使用に重宝するスパイクだと感じました。
スパイクの中で価格が低いほうで、耐久性が高いため使用頻度が高い人、練習用にもう一足買おうと思っている人にすごくお勧めできる一足です!
